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【フリーランス面接の裏側】動画編集者の元採用担当が暴露します

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フリーランスの動画編集者として、今度面接をするんだけど、どんな感じ? 就職面接と同じ感じ? なにを聞かれるのか事前に知りたいです

こんな疑問に答えます。

この記事を書いている私は、現在、フリーランスの動画編集者ですが、以前は動画制作会社で「フリーランス動画編集者の採用」を担当していて、多くのフリーランスと面接をしてきた経験があります。

そこで今回は、フリーランスとのリアルな面接の裏側をシェアします。

採用側から見た内容になってるので、これからフリーランスとして面接をする人にとって参考になると思うのでおすすめです。

フリーランス面接の裏側

面接って聞くと、身構えてしまう人もいるかもしれませんが、フリーランスの場合は、全く身構える必要はありません。

フリーランスの面接は、会社の就職面接とは全く違うからです。

「面接というより打ち合わせ」と言ったほうが、しっくりきます。

会社員の面接とは異なる

圧倒的に面接官のほうが強い立場にある就職面接と違って、フリーランスの場合はお互いに対等に話し合うというイメージです。

面接する側に媚びる必要もありません。

採用する側からしても、ヘコヘコ媚びられても困ります。

面接だからといって、就職面接のように気張る必要は全くありません。

質問内容は決まってる

フリーランスの面接にも、一応マニュアルのようなものがあり、いつも決まった定番の質問をします。

・今の仕事状況
・稼働できる時間
・使用ソフト
・今後の展望
・得意分野

この5つは絶対に聞きます。

他の動画制作会社や発注者は、内容が違うかもしれませんが、私が、フリーランス動画編集者として面接を受けるときも、だいたいこんな感じのことを聞かれます。

事前に答えを考えておかないといけない質問でもないので、気張る必要はないですね。

面接で聞かないこと

では、逆に「これは面接で聞かないよ」ってことも教えます。

・年齢・性別・家族構成
・最終学歴
・前職を辞めた理由
・応募した理由
・自己アピールして

これらは、就職面接ではよく聞かれることですが、フリーランスの面接では聞きません。

年齢や性別、学歴も退職理由も、雇用契約するわけでもないのに、聞いたらプライバシーの侵害ですからね。

あとは、応募した理由も意味ないので聞かないです。

理由なんて「動画編集の仕事を探している」しかないですよね。

面接で気にしなくていいこと

就職面接では絶対にNGってことも、フリーランスの面接では全然OKってこともあります。

・服は何でもいい
・家以外でも大丈夫
・スマホでもOK
・質問なくてもOK
・面接日時の変更

場所・服装は何でもいいし、PCじゃなくてもスマホで大丈夫です。

例えば「車の中で、Tシャツとデニムで、スマホで面接」っていうのは全く問題ありません。

また、いつも「最後に何か質問ありますか?」と聞くのですが、ないならないでOK。形式として聞いているだけです。

就職面接みたいに、何か聞かなきゃ印象悪いとかないよ

あとは、面接日時の変更も、事前に連絡すれば問題なし。

ただし、約束の時間経過後はNG。「約束を守れない人」のレッテルが貼られて不採用です。

フリーランス面接のNG行動

ここまで読むと、「フリーランスの面接って結構なんでもアリなんだ」って思う人もいるかもしれません。

確かに、フリーランスの面接は、就職面接とは全く違います。

でも、そんな中にも絶対やってはいけないNGな行為があります。

・ずっと頬杖してる
・ウンともスンとも言わない
・クライアントの悪口を言う
・終始タメ口
・連絡なく遅れる
・第三者に見られる環境

こういう人は、即不採用です。全部かなり印象悪いです。

動画編集者じゃなくても、どんな職種でも即アウトだと思います。

「第三者に見られる環境」に補足すると、Zoom面接の場所は、どこでもいいのですが、「誰にも見られない+聞かれない場所」が必須です。

イヤフォンせずに人が後ろでウロチョロしてる場所だと、個人情報取扱のリテラシーが低いと思われてしまいます。

動画編集の素材は、個人情報だらけなので、きちんと情報を守ってくれる人が絶対条件になります。

フリーランス面接は「打ち合わせ」

というわけで、フリーランスの面接は、「面接というより打ち合わせ」と捉えていいです。

動画編集者の場合は、動画を作ることが仕事で、実力は面接前にポートフォリオで既に判断されています。

ポートフォリオが良かったから面接に進んでいるわけで、面接はオマケみたいなものです。

フリーランスの面接は、就職面接とは全く異なるので、気張らなくても大丈夫です。

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