動画編集初心者

動画編集オワコン説は本当?動画制作会社の元社員が本音を言います

動画編集_オワコン
「動画編集はオワコン」ってよく見るんだけど、今さら始めても遅いかな...?

もしかして「動画編集はオワコン」ってネット情報を鵜呑みにしてませんか?

動画制作会社の元社員および現役フリーランス動画編集者の私が断言します。

動画編集は、オワコンだけどオワコンではありません!

「え?どっち?」と思った方は、続きを読んでみてください。

動画編集オワコン説は本当なのか?

「動画編集はオワコン」という記事がネットに出回っていますね。

そんな記事を見てしまうと、動画編集者になってフリーランスを目指そうと思っている人は、不安になりますよね。

でも大丈夫です。それで諦めてしまうのは、もったいないです。

なぜなら、「動画編集はオワコン」というのは半分は本当ですが、半分は嘘だからです。

動画編集がオワコンと言われる原因

まず、どうして「動画編集がオワコン」と言われているのか、動画編集界隈で働く私の目線で考えてみました。

動画編集の需要はどんどん増えていて、動画制作を依頼する企業やクライアントは増え続けています。

なのに、なぜ、動画編集はオワコンと言われてしまうのか。

それは...

・応募者の数が多い
・動画編集ができる人は多い
・超基本スキルだけじゃ厳しい

こういうことが原因です。要は「ライバルが多くて仕事がもらえない」ということですね。

では、1つずつ深堀りしていきます。

応募者の数が多い

私が、動画制作会社で働いていたとき

【未経験OK!簡単な動画編集ができる人募集!】

こんな感じで募集をすると、1週間で数百件(300-400件くらい)の応募がきていました。

この数字は、採用予定の人数よりかなり多いです。

5人くらい採用する場合、倍率は50-80倍です。難関過ぎます。

動画編集ができる人は多い

一昔前だと、「動画編集ができる人」はまだまだ少なくて、重宝されていました。

「動画編集は簡単に稼げる!」と話題になった頃から、いっきに動画編集をはじめる人が増えたように感じます。

今では、動画編集ができる人はとても多いです。

どうして、こんなにも多いかというと、動画編集は、プログラミングなどと比べると、圧倒的に、簡単に基本スキルが身につくからです。

「カット・テロップ入れ・BGM挿入」くらいの超基本スキルは、1週間くらいあれば身に付きます。

簡単だから、みんなやるのです。

超基本スキルだけじゃ厳しい

「カット・テロップ入れ・BGM挿入ができます!」

このくらいの超基本スキルができる人は、正直いって山ほどいます。

実は、「未経験OK」の動画編集者の募集で、応募してくる人の8割くらいは、このような超基本スキルだけしか持っていません。

採用側としては、残りの2割の高いスキルを身につけた人の中から選んで採用したいのが本音です。

1週間くらいで身につけた動画編集スキルで稼ぐのは、オワコンだと言えますね。

優秀な動画編集者は不足している

ここまで読んで「やっぱ動画編集はオワコンか...」と思うかもしれませんが、待ってください!!

誰でもできる簡単な動画編集はオワコンだけど、高いスキルを持つ優秀な動画編集者は、羨ましいくらい稼いでいて、オワコンとは正反対の状態です。

動画制作会社の元社員の意見

「カット・テロップ入れ・BGM挿入」このくらいの動画編集で稼ごうと思ったら、今はもう無理です。オワコンと言われても仕方ないです。

動画の依頼者は、SNSやYouTubeで最近のクオリティの高い動画を見慣れているため、当たり前に高レベルの動画を求めてくるようになってきています。

現場で働く私も、超基本的な動画編集スキルではもう稼げないという説に賛同します。

簡単な動画編集ができるだけの人は飽和状態ですが、「高いスキルも持つ優秀な動画編集者は不足している」というのがリアルな現場の状況です。

どんな人が優秀なの?

では、どんな動画編集者が優秀なのでしょうか。私の意見はこれです。

・クオリティが担保されている
・指示書通りに作成できる
・誠実に対応してくれる

この3つです。

実は、コレができない人がかなり多いのです。

クオリティについては、誰が見ても見やすい動画であることが大事です。

手の加え方によって動画の見え方がガラリと変わるよ

発注者の指示書通りに、イメージ通りの完璧な動画が作れることも重要です。

あと、意外に思うかもしれませんが、「納期を必ず守る」「連絡をマメにくれる」など、誠実に対応してくれる人は多くありません。

クオリティが担保できて、指示書通りに作成できて、誠実に対応してくれる動画編集者は、全くオワコンではないのです。

実際に、優秀な動画編集者は、本当に羨ましいくらいに稼いでいます。

優秀な動画編集者になって成功する方法

じゃあ、どうやって優秀な動画編集者になればいいの?

優秀な動画編集者になるには、まずは「動画編集をナメない」ことです。

30秒くらいのSNSのショート動画って、制作するのも簡単そうに見えますが、かなり時間をかけて作られています。

テロップの色や位置、効果音挿入のタイミングなどが、1mm単位で細かく設定されています。

ほんの少しのズレで、動画のクオリティにかなりの差が出るんだよね

ただ、「カットする・テロップ入れる・効果音入れる」などの単純作業を適当に行っただけの動画では、クオリティは担保できません。

スキルを磨くことが大事

高クオリティで指示書通りの動画を作るには、それなり動画編集スキルが必要になります。

「こういう動きをつけて欲しい」という要望があったときに、完全に再現できるスキルを身につけましょう。

本気で動画編集を仕事にしようと思うなら、動画編集スクールで学ぶのもありだよ

YouTubeのチュートリアルを見て独学でスキルを身につけることも可能ですが、とにかく効率が悪いです。

独学の場合、スキルを習得するのに時間がかかるのもデメリットですが、最大のデメリットは、自分が制作した動画のダメな点を誰も教えてくれない点です。

ダメなところに気づかないまま、そのまま進んでしまうと

「なぜか仕事がもらえない。仕事をもらえたとしてもクライアントに満足してもらえず、継続して仕事を続けることができない」

このようなことになりかねません。

最初から、動画編集スクールで学ぶことで、効率よく、動画編集者としての道が開けます。

動画編集スクールのデメリットは、受講料が安くない点です。

YouTubeや参考書で基本スキルは身につけられるので、独学で学ぶのも悪くないと思います。

ただ、「本気で動画編集者になろうと考えている人、特はフリーランスになろうと考えている人」は、スクールで学ぶことをおすすめします。

迷っている方は、無料説明会などを行っているスクールもあるので相談してみるといいですね。

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【動画編集スクール】フリーランスを目指す人向け|無料相談あり

「フリーランス向けのオンラインの動画編集スクールを探しているんだけど、どこがいいだろう?」ネットで調べてもよく分からないですよね。そこで現役フリーランスの私がおすすめの動画編集スクールをご紹介します。

ポートフォリオに力を入れる

ある程度の動画編集ができるようになったら、「ポートフォリオ」に全力で力を注ぎましょう。

なぜなら、動画編集者にとって、「ポートフォリオ=履歴書」だからです。

どれだけスキルを持っていても、発注者や採用者の目に留まらなければ、仕事を得ることができません。

動画編集者を採用するときの判断基準は、ポートフォリオでだよ

正直、履歴書には、ほぼ目を通しません。経歴は関係です。ハーバード大卒でも中卒でも関係ないです。

とにかく、発注者や採用者の目に留まるようなポートフォリオを作成しましょう。

ポートフォリオの作り方についても、スクールで学ぶとアドバイスしてくれるのでおすすめです。

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【動画編集スクール】フリーランスを目指す人向け|無料相談あり

「フリーランス向けのオンラインの動画編集スクールを探しているんだけど、どこがいいだろう?」ネットで調べてもよく分からないですよね。そこで現役フリーランスの私がおすすめの動画編集スクールをご紹介します。

結論:動画編集はオワコンだけどオワコンじゃない!

まとめます。

超基本スキルだけの動画編集はオワコンです。

ですが、努力して高いスキルを身に付けた動画編集者はオワコンではありません。優秀な動画編集者は不足しているからです。

本気で動画編集で稼ぎたいと思う方!「動画編集はオワコン」という言葉に惑わされずに、努力してスキルを身に付けて、優秀な動画編集者になりましょう!

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